コストコとは
コストコはアメリカ合衆国ワシントン州に本社を置く会員制の大型倉庫型小売店で、日本では千葉県木更津市にコストコジャパン本社があります。
大きな特徴は2つで、1つ目は日本のスーパーなどではあまり見かけない海外輸入製品の取り扱いが多いこと。
2つ目は、ほとんどの商品が大容量サイズになりますが、高品質なものを低価格で買うことができること。
コストコの7つの魅力
魅力1.ワクワクする広い店内
一歩店内に足を踏み入れると、広い店内に大きな商品が山積みになっていて、海外の巨大スーパーマーケットにいるような光景に一瞬にして心を奪われます。
コストコ好きの間でよくいわれている「大人のためにテーマパーク」「コストコマジック」といった言葉がぴったりで、1日中いても飽きないくらい珍しい商品がある楽しい倉庫(店舗)になっています。
魅力2.海外製品の充実した品揃え
とにかく海外からの輸入商品が豊富で、日本のスーパーではなかなか見ることのない食料品、日用品、家電製品、家具、衣料品、書籍、おもちゃなどに出会えます。
魅力3.毎月登場する新商品
毎月のように新しい商品が出てきたり、定番品以外は頻繁に商品が入れ替わるのも楽しみの1つです。
行くたびに新しい発見があって、会員を飽きさせないように工夫してくれているのを感じます。
魅力4.珍しいお肉や野菜や果物も豊富
お肉や野菜や果物も珍しい商品が多いのも特徴で、大きなブロック肉(塊肉)や季節限定で販売される希少なフルーツも人気があります。
魅力5.お得なフードコート
コストコに行く楽しみの1つが、ホットドックやピザやソフトクリームが食べられるフードコートです。
とにかく、「安くて早くて大きくて美味しい」の4拍子が揃っている最高な場所です。
魅力6.食べ物なら全商品が返品できる
コストコの保証サービスの1つが、購入後に口に合わなかった時は返品できるというシステムです。
食べてみて「味が苦手だった」「美味しくなかった」という私的な理由でも返品対応してくれるので、大きな商品を買って失敗した時には返品できるという安心感があります。
魅力7.満足できなかったら年会費を全額返金
コストコは会員制スーパーになるので会員カードを作る際に年会費が必要になりますが、万が一満足できなかった時は年会費を全額返金してくれます。
会員になってみたけどあんまり行く機会がなかったという時も、年会費の全額返金制度を利用するこができます。
コストコ会員の種類と年会費
コストコ会員の種類は大きく分けると個人と法人の2種類です。
それぞれ、通常の会員カードとエグゼクティブという最上位の会員カードが用意されていて、大きな違いは年会費とリワード(ポイント)が貰えるか貰えないかという点です。
ゴールドスター(個人)
年会費:4,840円(税込)
- 全世界のコストコで使えます
- 家族会員カードが1枚無料で作れます
エグゼクティブ・ゴールドスター(個人)
年会費:9,900円(税込)
- 全世界のコストコで使えます
- 家族会員カードが1枚無料で作れます
- 年間購入金額の最大2%エグゼクティブリワードがもらえます
- 年4回以上エグゼクティブ会員限定の特別割引クーポンがもらえます
- エグゼクティブ会員のみが無料でもらえる非売品の保冷バッグがあります
ビジネス(法人)
年会費:4,235円(税込)
- 全世界のコストコで使えます
- 家族会員カードが1枚無料で作れます
- ビジネス会員カードも追加できます
エグゼクティブ・ビジネス(法人)
年会費:9,900円(税込)
- 全世界のコストコで使えます
- 家族会員カードが1枚無料で作れます
- ビジネス会員カードも追加できます
- 年間購入金額の最大2%エグゼクティブリワードがもらえます
- 年4回以上エグゼクティブ会員限定の特別割引クーポンがもらえます
- エグゼクティブ会員のみが無料でもらえる非売品の保冷バッグがあります
コストコ会員の比較
個人 ゴールドスター | 個人 エグゼクティブ | 法人 ビジネス | 法人 エグゼクティブ | |
会員費 (税込) | 4,840円 | 9,900円 | 4,235円 | 9,900円 |
世界共通 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
家族カード | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
リワード | × | 〇 | × | 〇 |
特別割引クーポン | × | 〇 | × | 〇 |
限定保冷バッグ | × | 〇 | × | 〇 |
初めてコストコに行くときにあると便利な持ち物
大きめのバッグを持参する
コストコはレジでビニール袋の販売はしていないので、自分でバッグを持参する必要があります。
大きな食材が多いので、しっかりした作りのたくさん入るバッグを持っていくのがおすすです。
店内やレジでコストコのショッピングバッグや保冷バッグを販売しているので、その場で購入して使う人も多いです。
ビニール袋の販売していませんが、無料使えるダンボールが用意されているので、車の人はダンボールを利用することもできます。
コストコのショッピングバッグ
コストコの保冷バッグ
冷凍食品を買う人は必ず保冷バッグも持参する
冷凍食品や生ものを買う予定がある時は、保冷バッグと保冷剤を用意すると安心して持ち帰ることができます。
コストコではドライアイスの販売もしているので、暑い季節はドライアイスを使うもおすすめです。
川崎倉庫店には下記写真のドライアイスの機械があって、100円で2~3時間以上冷やせそうなパウダー状のドライアイスが大量に出てきます。
コストコの保冷バッグは下記からAmazonや楽天市場で買うこともできます。
→コストコバッグはこちらの記事で詳しく紹介しています
冷蔵品や冷凍品を買う時は保冷剤を持っていく
コストコはスイーツやお肉やチーズなどチルド商品が多いので、持ち帰る際に食材を傷めないように保冷剤を持っていくのがおすすめです。
おすすめは-16℃まで冷やしてくれるロゴス(LOGOS) 保冷剤 倍速凍結・氷点下パック。
普通の保冷剤よりも冷たい状態が長く続いてくれるので、長時間の保冷にむいています。
コストコの買い物以外に、キャンプやBBQでも使えるので持っておいて損はないです。
ビニール袋を用意する
お魚やお肉を買った時にドリップが漏れてくることがあるので、スーパーやコンビニでもらえる大きさのビニール袋を用意しておくと何かと便利です。
現金またはマスターカードを持っていく
コストコで対応している支払い方法は、現金またはマスターカードのみとなります。
マスターカードを持っていない人は、多めに現金を持っていくのをおすすめです。
マスターカードを持っていなくてこれから作る予定の方は、オリコのリワード還元率が高いコストコ会員限定のコストコグローバルカードがおすすめです。
初めてコストコに行く時に注意したいこと
土日は混雑して駐車場待ちの時があります
土日祝は混んでいて駐車場待ちになることがあるので、ゆっくり買い物をしたい人は平日や夕方や閉店間際に行くのがおすすめです。
GWやクリスマスなどは、店外に車の列ができて渋滞していることもあります。
カートは店内入口で受け取るのがおすすめ
カートは店内入口にしか用意されていないので、最初に受け取るのがおすすめです。
コストコ店内はとても広いので、途中で入口までカートを取りに行くのは少し手間になります。
ほとんどの店舗がトイレは1か所で、買い物をしている場所からは少し歩くことが多いので、事前に済ませておくと楽ちんです。
混雑時にカートは放置しないように気を付けます
店内が空いている時は人が通らない通路端などにカートを置いても、店員さんに注意されませんが、混雑時はカートを放置するのはマナー違反になります。
人が多いときにカートを放置してしまうと危ないので、少しお買い物がしづらいですがカートと一緒にショッピングを楽しんでください。
買いすぎてしまうと冷蔵庫に入らないことがあります
コストコに行くと大きな商品や輸入食材にテンションが上がって、ついつい買い過ぎてしまうことがありますが、家に帰ってから冷蔵庫や冷凍庫に入らなくて困ることが多々ありますので、買いすぎには注意です。
買いすぎてしまうと特に困るのが、冷凍食品になります。
冷凍庫に入らないときは、無理にでも急いで食べるか、溶けてしまって捨てるしかないので、冷凍庫の空きスペースや大きさを考慮してお買い物をするのがおすすめです。
コストコで販売している冷凍食品の中でも特に注意が必要なのが、ステアフライベジタブルブレンド・ノルマンディーベジタブル・チーズケーキファクトリーのチーズケーキ・定塩銀鮭フィレ・ビーフラザニア・マッケインのフライドポテト・冷凍チーズピザなどです。
上記で紹介した冷凍食品を1つ買うだけで、2~3人用の冷蔵庫についている冷凍スペースの半分くらいを占領してしまい困ったことがありますので、よかったら参考にしてみてください。
レジでは自分でベルトコンベヤーに荷物を載せてバーで仕切ります
コストコの暗黙のルールの1つが、レジでは自分でベルトコンベヤーに商品を載せてバーで仕切ることです。
初めは分からなくて戸惑うかもしれませんが、周りのレジを見ると他のお客さんがみんな自分でレジに商品を置いていると思いますので、ちらっと横目で見ながら真似してみてください。
水やお米など重い商品やトイレットペーパーなど大きな商品は、カートに置いたままで大丈夫です。
使用できるクレジットカードはマスターカードのみになります
コストコで使用できるクレジットカードはマスターカードのみになりますのでご注意ください。
カード以外の支払い方法は現金のみになりますので、現金で支払う予定の方は現金を沢山持っていくのがおすすめです。
コストコで1回のお買い物に使う金額は、平均2~6万円くらいの人が多い印象ですが、たまにしか来れないからまとめ買いをしたり、電化製品なども買って10万円以上使う人もいます。
私はコストコには月2回行くことが多く、食料品以外はあまり買わないので、1回のお買い物は2~3万円になることが多いです。
レシートは出口で必要になります
コストコはお買い物が終わってレジを済ませた後に、出口で店員さんに必ずレシートを見せる流れになっています。
楽しいフードコートで盛り上がってレシートを紛失してしまったり、誤ってゴミ箱に捨てないようにご注意ください。
出口で必要になるだけでなく商品を返品したり返金したいときにも利用できますので、帰宅してすべての商品を確認するまで大切に取っておくのがおすすめです。
店内は撮影禁止になります
コストコ店内は撮影禁止になっていますので、大きなピザやお肉などの商品を持ったり、大きなクマのぬいぐるみを抱いた写真を撮ってSNSなどにアップしないように気をつけてください。
コストコの店員さんに美味しい食べ方やお肉の切り方などの説明ポップを自分用に写真撮影をしたいと確認したところ、自分用には問題ないとのことでしたが、必要以上に撮影するのは控えた方がよさそうです。
商品の説明ポップを撮影する際は、周囲の人の迷惑にならないようと、撮影した写真を適切に取り扱いましょう。
知っているとお得なコストコ豆知識と裏技
定番商品以外は頻繁に入れ替わります
コストコで販売している商品は季節などによって定期的に入れ替わるので、テレビや雑誌で見た商品が売っていないことも多々あります。
必ず購入できる定番品は下記で紹介していますので、よかったら参考にしてみてください。
→コストコ初心者さんにおすすめの定番商品ベスト10
フードコートのスムージーとソフトクリームは定期的に味が変わります
フードコートで人気のスムージーとソフトクリームは、2~3カ月くらいの周期で定期的に味が変わるので行くたびに新しいフレーバーに出会えます。
今まで食べた中でも美味しかったソフトクリームは、定番の北海道ミルク・マロン・カフェオレ・チョコレートバナナです。
お気に入りのスムージーは、りんご・ラフランス・あまおうの3種類になります。
よかったらぜひ食べてみてください。
→フードコートのスムージーの紹介はこちら
→フードコートのソフトクリームの紹介はこちら
ふるさと納税にコストコの年会費に使えるクーポンがあります
ふるさと納税のコストコクーポンは、新規入会にも更新にも使うことができます。
毎年、欲しいものはないけどふるさと納税を利用したいからお米やビールなどを申し込んでいる方は、コストコのクーポンに変えてみるのもいいかもしれないです。
メルマガで新商品やお買い得情報を手に入れることができます
コストコ会員のみが登録できるメールマガジンでは、新商品の案内であったり値引き情報などお買い得な情報が盛りだくさんなので、登録しておいて損はないと思います。
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